- 院長ブログ
子どもの噛み合わせが悪くなる癖とは?〜岡山市東区 西大寺駅前の歯科医院 鶴山歯科クリニック西大寺〜
皆さんこんにちは!
岡山市東区 西大寺駅前の歯科医院 鶴山歯科クリニック西大寺 院長の皆木友克です。
私は歯科医師としては11年目になります。
徳島大学歯学部を卒業してから現在に至るまで保険ベースの治療はもちろん、矯正治療やインプラント治療、審美治療など専門性の高い治療も多く行ってきました!
今回はお子さまの噛み合わせについてです!

お子さんに気になる行動があった時、やめさせた方が良いのか自然にやめるまで待つのか悩んだことはありませんか?
子供の成長期における噛み合わせの乱れは、将来的な歯列や顎の発達に大きな影響を与えます。
実は、日常生活の中で見落としがちな癖が、噛み合わせを悪くする原因となることも!
今回は、子供の噛み合わせに影響を及ぼす具体的な癖とその予防方法について詳しくお話します。
適切な習慣を身につけることで、健康な歯列と正しい咬み合わせを保ちましょう。
目次
- 子どもの噛み合わせとは?正常な歯列の基準
- 噛み合わせが悪くなる主な癖
- 噛み合わせが悪くなるとどうなる?
- 噛み合わせを守るための予防と対策
- 歯科でできる治療方法
1. 子供の噛み合わせとは?正常な歯列の基準
噛み合わせとは、上下の歯が適切に接触し、機能的に働く状態を指します。
● 正常な噛み合わせの基準
- 上の歯が下の歯より少し外側に位置している
- 奥歯がしっかり噛み合っている
- 前歯で適切に物を噛み切れる
このバランスが崩れると、将来的に歯列や顎の成長に悪影響を及ぼします。
● 成長期の重要性
子どもの歯と顎は成長とともに変化します。この時期に適切な噛み合わせを保つことが、健康な歯列の土台を築く鍵となります。
2. 噛み合わせが悪くなる主な癖
日常の些細な癖が、噛み合わせを乱す原因となることがあります。以下は代表的な例です。

● 指しゃぶり
長期間の指しゃぶりは、前歯を前方に押し出し、出っ歯や開咬(上下の前歯が噛み合わない状態)を引き起こす原因となります。ただし、2歳から3歳くらいまでの指しゃぶりは生理現象の1つです。前歯が生え変わるタイミングまでに消失していれば大きな問題になることは少ないかと思います!
● 舌の癖(舌突出癖)
飲み込む際に舌を前方に押し出す癖があると、歯列や顎の発育に影響を与えることがあります。
● 頬杖をつく
片側の頬杖は、顎に不均等な圧力をかけ、歯列の歪みや顔の非対称を引き起こすことがあります!
● 口呼吸
口で呼吸する習慣は、歯列のアーチが狭くなり、歯並びが悪くなる原因となります。また、乾燥した口腔環境は虫歯や歯周病のリスクを高めます。
● 歯ぎしり・食いしばり
寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは、歯に過剰な負担をかけ、歯列や噛み合わせに悪影響を与えます!
3. 噛み合わせが悪くなるとどうなる?
噛み合わせの乱れは、見た目だけでなく、機能的な問題も引き起こします。
● 食事の困難
上下の歯が適切に噛み合わないと、食べ物を効率よく噛み砕けず、消化器官に負担がかかります。
● 発音の問題
歯の位置が不適切だと、発音が不明瞭になる場合があります。特に「サ行」や「タ行」に影響が出ることが多いです。
● 顎関節への負担
噛み合わせの乱れは顎関節に負担をかけ、顎関節症のリスクを高めます。
● 審美的な問題
歯列の乱れは、笑顔や顔全体のバランスに影響を与え、子どもの自信や社会性に影響を及ぼすことがあります。
4. 噛み合わせを守るための予防と対策
日常生活でのちょっとした工夫が、噛み合わせの悪化を防ぐことにつながります。
● 早期発見・早期対応
- 定期的な歯科検診で、噛み合わせや歯列の状態をチェックしましょう。
- 子どもの成長段階に合わせたアドバイスを受けることが重要です。
● 正しい姿勢を意識する
- 食事中や勉強中の姿勢を見直し、頬杖をつく癖をなくしましょう。
- 椅子に深く座り、背筋を伸ばすことを習慣づけることが大切です。
● 鼻呼吸を促す
- 鼻詰まりがある場合は、耳鼻科で適切な治療を受けましょう。
- 夜間の口呼吸を防ぐために、枕の高さや寝る姿勢にも注意が必要です。
● 舌の正しい位置を教える
- 舌を上顎につけるポジションが理想的です。
- 噛む練習や発音練習で舌の使い方を改善することも効果的です。
5. 歯科でできる治療方法
歯科医院では、噛み合わせの乱れを改善するためのさまざまな治療法が提供されています。
● 予防矯正
子どもの成長に合わせて、簡易的な矯正器具を使用することで、歯列を自然な形に誘導します!
● マウスピース療法
歯ぎしりや食いしばりを防ぐために、専用のマウスピースを装着します。
● 噛み合わせの調整
歯科医師が歯の高さや形を微調整することで、噛み合わせを改善します。
● 行動療法
歯科医師や歯科衛生士が、悪癖を改善するためのトレーニングやアドバイスを提供します。
子どもの噛み合わせが悪くなる癖は、日常の中に潜んでいます。指しゃぶりや頬杖、口呼吸といった悪癖が噛み合わせの乱れを引き起こす原因となるため、早期発見と予防が重要です。
また、正しい習慣を身につけることで、健康な歯列と噛み合わせを保つことが可能です。
歯科医院での定期的な検診や適切な治療も、問題を未然に防ぐために欠かせません。
お子さまの歯と健康を守るため、日々の観察とサポートを忘れずに行いましょう!
